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池上彰から世界を知る
2010年03月17日 (水) | 編集 |
こないだまたやってましたね。池上彰さんがニュースで取り上げられたことなどをわかりやすく解説してくれる番組。

その内容がなんとなく知ってるようなことでも池上さんの解説ってなると、ついつい見ちゃいます。なんせ説明がわかりやすいし、あのやさしい喋り方になんだか心地良さを覚えます。いくら物知りでも威圧的だったり、難しい言葉ばっかり使っていたらいやですもんね。

難しいことをわかりやすく伝えるのって、なかなか難しいっていいますよね。そういうのができる人がほんとに賢くて尊敬できる人なんだろうなと思ったりします。池上さんはそんな人ですね。なのでやっぱりついつい解説を聞いちゃう。

今回もいろいろ解説してましたが、驚きだったのがドバイ。池上さんや眞鍋かをりさんたちは実際にドバイに行っていろいろ見学されてたようですね。

ドバイは「世界一」と付くさまざまなものを作って、それを売りに海外から投資を募ってどんどん成長してきたそうです。ってことぐらいは僕も知ってたんですが、ドバイはオイルマネーで発展してきたのではなかったんですね。それにびっくりしました。

ドバイでも原油がガンガン採れると思っていたので。でもそうではなくて、今の発展はアイデアから生まれたものだったんですね。しっかりとしたプランを立て、その良さをちゃんと伝えるためにプレゼンテーションする。

人口比率も自国民が圧倒的に少ない。柔軟な考え方とアイデアの勝利ですね。ますますドバイのいろんな世界一を生で見てみたくりました。

あと、たまたまですが池上さんの著書「日銀を知れば経済がわかる」も読んでたところでした。

タイトルそのままに日本銀行の役割や過去に行ってきた金融政策、そしてアメリカの中央銀行、FRB(米連邦準備制度理事会)のことまでわかりやすく解説しています。

アメリカってそれぞれ州にわかれているわけですが、それぞれの州が一つの国として考えたほうがいいってのを聞いたことがあります。なので、FRBも日銀とはかなり違うそうです。このあたりもわかりやすく説明してくれています。

あと公定歩合。僕も学生の頃学びましたが、今では政策金利としての役割は果たしてないんですね。というかすでに名称も変わってるそうです。「基準割引率および基準貸付利率」。でも主要な役割からは外れたとはいえ、政策金利の補助的な役割としては活躍しているようです。

ニュースをより深く見るためにも、日本の中央銀行である日銀を知ることは大事だなと思いましたね。

やっぱり政治や経済を基礎から知るなら池上さんですな。

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